現在のWeb業界に求められる人物像といったものを、ちょっと考えてみました。

Webといったものが出始めた頃は、例えば「デザインが出来る」・「Webコーディングが出来る」・「SEOが出来る」といったぐらいでも重宝されていました。

しかしながら、現在の傾向を鑑みると、「一芸に秀でている」か、「何でも出来るオールマイティーである」といったような人物像が望まれています。

しかし、これだと正直ハードルが高いとも思います。誰しもがこのどちらかに該当するのは困難であると。

それであれば、誰しもが該当しそうである人物像とはどういったものか?

このキーワードは「プラス1(ワン)」という概念です。

例えば、「デザインが出来ます。あとSEOスキルも持っています。」、「Flasher(フラッシャー)です。もちろんデザイン・コーディングも出来ます。」、「SEMが得意です。出稿するバナーも自分で作成出来ます。」

と、こういったような「プラス1」が、今のWeb業界に求められている人物像だと肌で感じています。

このプラスはモチロン多いにこしたことはありませんし、さらにそのプラス要素のスキルも高ければ高いほど良いことは言うまでもありません。

このプラスという要素は、営業手法としても広く用いられています。このプラスというお得感を、求人サイドに伝えていくというセルフプロモーションを行わなければ、離職率の高い、そしてITバブルがはじけてしまっている日本では生き残っていけないのかもしれません。

流行のCMSツールを使いこなそう!

クライアント企業から「Movable Tyle」でWebサイトを作って欲しい、「Wordpress」でWebサイトを作ってくれ、「Xoops」で作ったWebサイトをチューニング・カスタマイズしてくれというような要望をよく聞くようになりました。業界的にどうなのかというのを、尋ねた企業さんや人材コンサルティングの方に伺ってみると、やはり最近は特に件数が多くなっているとのこと。使ってみると思うことなんですが、「CMS」って本当に便利ですものね!そこで出てくるのが「CMSを使いこなせたら立派なスキルじゃないか?」という事です。

需要があるという事は、供給出来るという事になるのでやはり立派な武器になります。企業クライアントからしてみても、Webサイトの運営・更新を考えた時に通常の静的ページに比べ、その難易度が非常に低くなる為、企業サイトのCMS適応は爆発的に広まりました。CMSは基幹システムの為、一度導入してしまうと移し変えが容易ではありません。基幹システムはそのままにカスタマイズや拡充の需要が間違いなく生まれます。そういった需要も考えるとやはりアツイ分野です。

また、企業Webサイトに対して全てをCMS化するのではなく、部分適応するというトレンドもあるようです。例えば、ニュース・リリースコンテンツは更新が頻繁なので、この部分をCMS化するなどです。むしろ、Webサイトを丸々CMS化するよりもハードルは低い為、こちらのケースの方が多いかもしれません。僕がコンサルティングしていた数社も、快く導入をしてくれましたからね。時代とニーズがマッチしたといった感じではないでしょうか。

CMSを単純なブログツールだと思っていたら痛い目にあいますよ。有志によるプラグインも充実していますし、どんどんバージョンがアップして使い勝手と機能が向上してきていますからね!もはや現代のキラーツールだと確信しています。もし、まったく知識や、触った経験がないというのであれば、絶対に体験される事をオススメします。

と言いますか、Webサイト制作業界に身をおくのであれば、もう必須だと思いますので勉強してくださいw。そんなに難しいものでもないですから!

業界の情報収集も怠るな!

Webサイト制作の現場に身を置くのであれば、業界の最新情報の収集にも余念があってはいけない。現代において情報はお金を生むからです。「知らぬが仏」ということわざがありますが、インターネット業界では逆です。「知らないことは罪」なのです。よくIT業界の日進月歩を称して「ドッグイヤー」なんて言葉が用いられますが、もう「マウスイヤー」ですよw。業界に取り残されないように最新の情報が常に耳に入ってくるようなシステムを構築する事をオススメします。

例えば、業界ニュースサイトのRSSフィードを、デスクトップのRSSリーダーに登録しておくなどですね。いちいちニュースサイトなどを回っている時間がもったいないですし、大事な情報を見逃さないという防衛策でもあったりします。兎に角、「知らなかった」ということをなくす事が重要です。

また、定期・不定期関係なく業界セミナーに参加するのも良いでしょう。情報を得ることが出来るという事はもちろん、良い刺激になります。個人で物事を行うには限界があるのです。その事をしっかりと認識し、個人で出来る事とそうでない事の線引きをしておく事が大切なのです。

TVやラジオの様に、完全に受動の情報収集で済んだ時代は終わり、現代の情報収集は能動的なものになっているのです。本当に怖い時代になりましたねw。そう嘆いてもいられず人間なのだから環境に順応していきましょうw

査定作品は事前に用意しておこう

Webサイト制作会社の面接をする際、必ず必要になるのが自分で作成したWebサイトです。いわば査定作品ですね。このWebサイトを通してどんなスキルを持っているのか?どんな事が可能なのか?といった事の判断がなされます。ですから一夜漬けのようなサイトを作成するのではなく、事前にしっかりとしたサイトを作成しておくことをオススメします。

確かに面倒な作業ではありますが、この作業が明日の自分のスキルとなります。そう思ってチャッチャと作成してしまいましょうw

また、作成したWebサイトを利用してアフィリエイトや、ECショップを運用する事も良い経験になるはずです。実際にWebサイトを駆使して売上をとりにいくこの行為こそがWebマスタースキル、マーケティングスキルを向上させるからです。実地に勝る勉学はありません。

「どうして売上が上がったのか、どうして売上が下がったのか?」という事を考え、実践していくうちにスキルが身に付きます。多くの人はWebサイトを制作して、制作し終わったらそこで作業がストップしてしまう為、その後のスキルが向上しません。仮にとても美しいサイトを制作したとしても、それは作り手の自己満足かもしれません。実際にユーザーに受け入れられたかどうか、使い勝手はどうかなどのレスポンスからの改善といった事までを行わないと見えてこない部分です。こうしたスキルを持ち合わせていないと、ただのコーデッカーで一生を終えてしまいがちです。Webディレクター、Webプロデューサーというものを目指しているのであれば、上記スキルは必須となってきます。更に外部との交渉技術など、直接Webサイト制作スキルとはかけ離れた部分のスキルを養う必要もあるのです。

就業プライオリティの比重を考えよう

Webサイト制作の現場で働く前に、転職をする前に一番大事な事を考えなければいけません。何かというと「就業におけるプライオリティの比重」をどこにおいているかを自分で認識することです。この点をつかんでおかないと後々、「こんなはずじゃなかったのに」といった事になりかねません。まずこの認識をしっかりとしましょう。

アナタがWebサイト制作会社に一番に求めるものは何なのか?職場の雰囲気ですか?それともお給料?それとも勤務地ですか?こういった自分の要望といったものを紙などに書き出して順位付けを行うと整理がされて軸がブレることがありません。以下に代表的な項目を羅列してみました。


  • 給料
  • 勤務地
  • 勤務時間
  • 業務内容
  • 会社の雰囲気
  • 社会保険などの待遇


他にももっともってあるはずです。会社を選ぶ時にはオーバーなくらいわがままになる事をオススメします。人生におけるかなりの時間を会社で過ごす事になるわけですから、妥協した分必ず自分に跳ね返ってきます。その点をふまえてよく考えをまとめておく事をオススメします。

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Webサイト制作業界で転職活動をし業界の内情をつきつけられた30代。その際に、人材コンサルティングを数社契約し、更に独自に数十社の話を聞きサイトとしてレポーティングしました。

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